大型重量物運搬業のM&A | 大阪・名古屋・東京の事業承継専門家|株式会社NEX Consulting(ネックスコンサルティング)

Case

M&A
目的
大型重量物運搬業のM&A
従業員規模
20
M&A後継者不在

事業再建とWin-Winの実現を目指す

 

譲渡側企業の概要

1962年設立、機械類や大型金属部品などの重量物の取り扱いが得意であり、進入ルート及び設置方法の提案やクレーン機種の選定などに関するノウハウが豊富な企業です。培ってきた知識や技術を次世代へと繋ぎ、雇用の創出と企業の持続的な発展を目指されております。

 

譲受側企業の概要

1972年設立、県内外を問わず土木・建築などのクレーン業・重量物輸送業などの実績がある企業です。保有している車両も多く、自社整備工場を完備されており、熟練した高い技術を持つオペレーターが多数在籍されております。経験の無い方も採用され、丁寧な指導・教育で従業員の成長から事業の発展を目指されております。

 

M&Aの目的・背景

譲渡側企業では、代表者および従業員の高齢化に加え、新型コロナウイルスの影響や燃料費の高騰などにより、経営資源の枯渇や資金繰りの悪化が深刻化していました。こうした状況を踏まえ、債務整理を前提としたうえで、譲受側企業への事業譲渡および事業再建を図ることとなりました。両社は、長年にわたり培ってきたノウハウを共有し合い、互いの経営基盤を強化できる関係であると判断し、M&Aの実行に至りました。成立までの過程では、資金繰りの問題に対応するためDIPファイナンスを活用し、また、代表者の体調不良に伴い、事前に株式を弁護士に委託することで、事業譲渡を円滑に完了することができました。今回のM&Aスキームでは、第二会社方式ではなく直接債権放棄型を採用しており、これにより許認可番号をそのまま引き継ぐことが可能となり、譲渡後もスムーズに営業を継続することができています。

 

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