持株会
持株会(もちかぶかい)とは、企業の従業員や役員が自社の株式を共同で保有するための組織のことです。
従業員持株会
企業の従業員が自社株を購入し、長期的に資産形成を行う制度。
企業が奨励金を支給することもあり、福利厚生や経営参加意識の向上が目的。
役員持株会
企業の役員が自社株を購入し、会社の株主としての意思決定に参加し、また資産形成を行う制度。
安定株主の確保、株主との利害一致を促すことが目的。
メリットデメリット
✅ 安定株主の確保(敵対的買収の防止)
✅ 従業員のモチベーション向上(会社の成長=自分の資産増加)
✅ 長期的な資産形成(給与天引き&奨励金の恩恵)
❌ 株価下落リスク(業績悪化で資産が目減り)
❌ 売却制限がある場合も(自由に売れないケースあり)
❌ 経営悪化時の従業員不満(株価が下がるとモチベ低下)
当社事例
年間複数の持株会組成をお手伝いしております。
会社によって持株会組成の目的はさまざまであり、オーナーの資産対策、従業員の福利厚生以外にも、
少数株主の整理や、単独株主の分散防止など、多岐にわたります。
それぞれの状況に応じて柔軟に持株会規約を作成する必要がございます。