事業会社と資産管理会社への分割

デザイン業を行っているが、総資産数億円のうちそのほとんどが金融資産であるという会社より相談を頂いた。　社長は高齢であり、またデザイン業の見通しも明るくはなく、廃業と会社清算を考えていた。　しかし、そのまま廃業・清算をしてしまうと、地域の雇用は喪失され、また多額の配当課税が会社株主に負担される恐れがあった。そこで、まずは会社を金融商品を保有している一族の資産管理会社と、デザイン事業を行う事業会社に分割することを提案し、分割ののちに、デザイン会社においてはMBO等を検討して事業存続を図り、また資産管理会社においては、適切に次世代に資産が残るように設計運営することを提案し、サポートを行う。

地方；　近畿地方

売上高；　約２億円