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セブン&アイ、H2Oリテイと資本業務提携
セブン&アイ・ホールディングスは10月6日に、エイチ・ツー・オーリテイリングと資本業務提携すると発表した。57億円程度の株式の持ち合いを検討。セブン&アイ参加の関西地区にあるそごう神戸店、西武高槻、そごう西神店を譲渡する方針である。店舗網や商品・サービスを持ち寄り、関西での顧客基盤の拡大を目指す。
〔出典:日本経済新聞〕
セブン&アイ・ホールディングスは2006年に、そごうと西武百貨店を運営するミレニアムリテイリングを傘下に収め、百貨店事業に進出した。しかし、競争激化や消費低迷による影響で立て直しが喫緊の課題となっていた。セブン&アイ・ホールディングスはエイチ・ツー・オー・リテイリングとの提携を通じて「とりわけ苦戦の続く百貨店事業での資源再配分の実現を目指す」としている。